引退しました(中島)

こんにちは。先日部活を引退しました中島博雅です。ブログを書くのは新入生自己紹介以来な気がします。

現在はコーチとして平日は練習に参加していて、普通にスパイク練やサーブ練に入ったり部員と一緒に自重トレーニングをしちゃったりしています。むしろ球出しを長時間するので現役の時以上にハードな練習となっていて、引退したのに太る気配が全くありません。

さて、何を書こうか迷いましたがここで後輩に伝えたいことを書いてしまうと練習後のミーティングで喋ることが無くなってしまうので、同期と同じように4年間の振り返りをしていこうと思います。

東大に入学してもバレーを続けることは決めていましたが、部活にするかサークルにするか3秒ほど悩んだ結果部活に入ることを決めました。特に悩んでいないので後悔する余地もありませんが部活に入ってよかったなと心から思っています。

1年生の7月の双青戦で初めて試合に出していただき、そこからほぼすべての試合にスタメンとして出場しました。守備もへたくそでさぼるし自分のスパイクにしか興味が無いプレイヤーだったのにたくさん試合に出していただき、先輩方には本当に感謝しています。

一番印象に残った公式戦は、やはり2年の七大戦です。2日目の朝に留年が決定するという大事件が起きながらも鋼のメンタルで持ち直し、4日間闘い抜いてチームは準優勝、個人では猛打賞を獲得するという波乱の七大戦でした。この時はこれが最後の七大戦になるなんて夢にも思っていませんでした。

今まで部活を振り返ったときに、2年の冬あたりから記憶がすっぽりと抜けています。部活中心の生活で毎日バレーのことしか考えていなかった自分にとって、大好きなバレーができないということは本当につらかったです。コロナが無くて、ちゃんと練習やトレーニングをしていたら、今頃もっと強くなっていたのかなと思うと悔しい気持ちでいっぱいです。

3年の夏あたりから部活が再開しました、代替わり後は公式戦がほとんどないのに練習はあるという状況で何のために部活をしているのだろうと思うこともありました。しかし、その中で何回かあった練習試合は本当に楽しく、チーム一丸となって戦うことはこんなにも楽しかったんだと感動し、練習のモチベーションにしていました。

なので、最後の大会が無事開かれて本当によかったと思います。秋リーグの初戦では負けて本当に悔しかったです。どうでもいいですが帰り道で泣きました。試合で負けて泣いたのは初めてでした。それだけ気持ちが入っていたのだと思います。秋リーグ全体を通してアツい試合がたくさんあり。その中でも勝てた試合が多かったので、引退試合としては最高のリーグだったと思います。

4年間を振り返って、自分にとってはとても楽しい充実した4年間だったと思います。
しかし、自分はとても自分勝手な人間だったし、練習でもやる気の波が激しく手を抜いてしまうことがあったり、人間的に成熟したプレイヤーではなかったことをとても反省しています。そんな中、自分が部活で好き勝手振舞っているときにチームをまとめてくれていたり、サポートに回ってくれていた同期、先輩、後輩の存在には本当に心から感謝しています。

これからは自分がチームのサポートに回る番です。今まで自分が試合で得た経験をコーチとして存分に後輩に伝えることができたらいいなと思っています。球出しも頑張ります。

引退ブログなのかコーチの抱負ブログなのかよくわからくなってきたのでこのあたりで終わりにしようと思います。ありがとうございました。

#1 中島

引退ブログ(はな)

こんにちは。4年のはなです。

ついに私にもこのブログを書く時がきました。2021年度の引退ブログ女子部編はこれでラストです。後輩に頼まれた年内にブログを出しきれてほっとしています笑

初めに、これまで活動を支えてくださった全ての方に感謝しています。

松永さん、高梨さんをはじめとする様々な面で活動を支えてくださったOBOGの皆様、指導をしてくださった歴代コーチの方々、怪我の多い私のケアをしてくださった石塚さん、治療院の先生、そして一緒に活動してきた先輩、後輩、同期、関わってくださった全ての皆さんに感謝しています。

ありがとうございました。

 

引退して3週間ほどが経ちますが、今は結果を残せなかった申し訳なさや悔しさが和らぎ、みなさんへの感謝で心がいっぱいです。

引退ブログに何を書いていいのか、あゆとくろの内容が対照的すぎて困っていますが、この4年間の自分の思いと、それに伴う感謝をここに残しておこうと思います。

 

まず、個人的には4年間で結果を残せなかったことがとても悔しいです。たくさんの方に支えていただいたにもかかわらず、七大戦の優勝や、リーグ昇格は達成できませんでした。そして、コロナでゆうりさん、みかさんと一緒に試合ができなかったこと、最後の1年も試合がほとんどなかったことはとても残念でした。

特に最後の秋リーグでは、5部8位とここ数年で最低の成績でした。久しぶりの試合でたくさんの方が期待を寄せ、応援してくださっているのを耳にしました。何よりこの1年、コロナで目標がはっきりしない中、週4回、毎回3時間程度の練習をしてきた仲間、一緒に練習メニューを考え、支えてくださったコーチ、全員が勝ちたいと努力しているのをわかっているからこそ、その努力を結果に残したかったです。

この悔しさはきっと後輩たちが晴らしてくれると信じています。引退した身ですが、最後にもう一度だけメッセージを残します。

引退の時、みんなが「はなさんとバレーができて良かったです!」と言ってくれたことが本当にすごく嬉しいです。この1年、私はたくさん話をしてきて、きっと煩わしいくらいうるさい先輩だったと思います。ごめんなさい。なにかひとつでもみんなにとって、心の支えになるような、迷った時に思い出せるような言葉があったらいいなと思っています。がんばれ!!

 

東京大学女子バレー部に入部して、4年間バレーができて本当に幸せでした。

7歳からバレーを始め、大学受験までバレーしかしてこなかった私は、大学に入学した時、楽しいだけのバレーはしたくないと考えていました。というよりは、私は人一倍「勝ちたい」という気持ちが強い自覚があるので、うまくやっていけるか、チームの輪を乱してしまうのではないかと大学でバレーを続けることに不安がありました。しかし、体験練習で一緒にバレーをしたり、新歓で動画を見せていただいたりして、どんなバックグラウンドのひとも真剣にバレーと向き合っていること、チームとして勝ちたいという明確な目標をもっていることがわかり、とてもワクワクしました。

実際に入部してからも、その期待は裏切られず、大学生活の中でバレーをしている時間がとても好きでした。初めて5セットマッチを経験した京大戦、大学生らしいお祭りのようで、でもどの試合よりも1点をとること、勝つことに真剣な七大戦、大学の看板を背負って昇格降格をかけて戦うリーグ戦、どの試合でも最後までボールを追いかけ、みんなで繋ぎ、声を出して、点をもぎとる、その一瞬一瞬が大好きでした。

決して楽しいことだけではなく、思うようにプレーできず、何度も涙を流し、苦しくて眠れない日もありました。それも含めて、バレーと真剣に向き合える環境があったこと、一緒にバレーと向き合える仲間がいたことが本当にありがたいことだったと思っています。

東京大学女子バレー部にはいって本当に本当によかったです!

 

 

最後に、バレーボールが私にたくさんのことを教えてくれました。ここでは語りきれないほどの経験、感情が私の中にバレーと共にあります。

でもそれは私だけでは絶対に存在しなかったもので、一緒にバレーをしてくれるみんながいたから、支えてくれる人がいたから、私の中にかけがえのない財産として残っています。改めて私のバレー人生に関わってくださった全ての方に心から感謝します。

本当にありがとうございました!

 

今後の東京大学女子バレー部のさらなる繁栄を祈っています。

 

引退ブログ(くろ)

こんにちは!4年のくろです。
先日、引退しました!
私を知っている先輩方からすると、くろがもう4年生になって引退を迎えたなんて、想像がつかないかもしれません。私も、時の速さにびっくりしています。

私が女バレに入った理由は、「練習試合とか、合宿とか、遠征とか、運動部っぽいことを経験してみたい!」というものでした。そう考えると、入部当初の目的は半分くらいしか達成されませんでした。でも、4年間すっごく楽しかったし、コロナでいろんなところに行けなくなってしまっても、つまんないなーと思うことなく、4年間駆け抜けることができました。部活辞めちゃいたいとか、練習行きたくないとか、後ろ向きな気持ちになることもありませんでした。それもひとえに、周りの人や環境にとても恵まれていたおかげだなぁとつくづく思います。とにかくただ、部活が、バレーが楽しかったです!本当にありがとうございました。

というわけで、私の引退ブログは、みなさまへの感謝をお伝えするブログにします。

赤門クラブの先輩方
一年間主務を務めて、多くの先輩方からご支援、ご声援をいただいていることを改めて感じました。コロナ禍において、練習はできているか、や、試合はあるのか、など気にかけてくださり、とても励みになりました。ありがとうございました。

コーチのみなさま
みなさまのご指導のおかげで、入部したときには想像もしていなかったくらい、バレーが上手になれました。1, 2年生のときにはブロックの才能(?)を見出してくださり、3, 4年生のときはレシーブを根気強く教えてくださり、ありがとうございました。私はわりとすぐに諦めて目標を小さく設定してしまうのですが、試合の機会を与えていただいたり、見捨てずにアドバイスをいただいたりするうちに、自分自身の上達を期待できるようになり、より熱い気持ちでバレーと向き合うことができました。

一緒にバレーした先輩方
代持ちを経験して、チーム運営はほとんど主将のはなに任せきりで私は少ししかかじっていませんが、それでもチームを作っていくこと、まとめることはとても大変で、いろいろ考えさせられることばかりでした。私が後輩のときに、思いっきりのびのび楽しくバレーができていたのは、先輩方がそういうチームを作ってくださっていたおかげなのだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。特に1, 2 (,3)年生のころは、チーム全体のことを考える余裕がなく、先輩方に甘えてばっかりでした。それでも可愛がってくださり、本当にお世話になりました。ありがとうございました。また、先輩方から引退の際に託された想いが、その後の私にとって大きな支えや目標になりました。
あと、ご飯にも何度も連れて行っていただきました。ごちそうさまでした。

同期の人々
先述したように、いろいろ大変なことは任せきりにしてしまってすみませんでした。
同期からは、いろんな考え方の人がいることを学びました。この学びを得たことが、私が女バレに入って、バレーの技術以外に最も成長できた部分だと思います。私とは違う視点を持っている2人との出会いは、かけがえのないものでした。(具体的には、意識高い系の2人に挟まれて、私の成績も少しは良くなったと思います。)感謝の気持ちはまた別途、個別にお伝えしますので、このへんで失礼します。

後輩のみんな
引退のときにみんながいろんなメッセージをくれて、とっても嬉しかった!
一年生、このチームを選んでくれてありがとう。二年生、このチームを盛り上げてくれてありがとう。三年生、このチームを支えてくれてありがとう。(ざっくりですみません!!)
みんながいてくれたから女バレが成り立っているんだなぁと、特にこの一年、代持ちになって気づかされました。
私がかけるちょっかいに毎回ちゃんと反応してくれて、ボケにもちゃんとつっこんでくれて、みんなと過ごした時間はすごく楽しかったです!

そして、一年生のときの私、女バレに入ってくれて本当にありがとう!!今までの人生22年間の中で、一番のgood jobです。

みなさまのおかげで、楽しくて充実した部活生活を送ることができました。ありがとうございました。

さまざまな葛藤が記されていて深みのあるあゆのブログの後に、さらっとしたブログをあげるのはちょっと恥ずかしいです。女バレに入ったら4年間楽しかったよ!!という一種の新歓ブログだと思ってください。(新入生のみなさん、読んでくれていますか??笑)

それでは、また会う日まで。

写真は、2019年京大戦です。
かっこよくて、一番お気に入りの写真です。

引退しました(伊藤)

引退しました、伊藤隆一朗です。

最初に近況報告をいくつかします。

院試に無事合格しまして、来年から新領域創生科学科の先端エネルギー工学専攻というところに進学することになりました。本郷と柏を行ったり来たりする生活になりそうです。
現在は内容のない卒論を頭振り絞って書いているところです。今はまだ12月なので、なんとかなると信じています。
そして、来年から住む家が決まりました。今住んでいる愛知県民寮を出て、1月から本駒込で一人暮らしになります。駅から近くて便利そうで、今からちょっと楽しみです。良かったら遊びに来てください。

あんまり近況報告が長くてもしょうがないので、早速本文に入ります。

僕は大学2年の4月に入部しました。なんで1年で入らなかったのか?とよく聞かれますが、1年の4月に他の部活やサークルをいろいろ見て回っていたら、タイミングを逃してしまったというのが大きな理由です。2回あった体験練習会どちらにも他の予定と被って参加しませんでした。後になってものすごく後悔しました。あと、一度普通の練習に体験で来た時、周りのレベルが高すぎてびびってしまったというのも正直あります。びびっただけで諦めてしまうのは本当にばかだったなと、これも後になってすごく後悔しました。

途中入部ってことでかなり珍しく周りも戸惑ったと思いますが、先輩と後輩と何より同期に恵まれたから、やっていけました。他でもなくこの代だったから入って続けられたと思います。感謝しかありません。

もし万が一、今はバレー部じゃないけれど途中入部を考えている人が偶々このブログを見ていたら、言いたいことがあります。是非思い切って一歩踏み出してほしいです。僕は性格的にも途中から入るっていうことがすごく苦手で当時とても怖かったんですが、あのとき途中からでも入部して、本当に良かったなと思っています。
ただ一つだけ注意して欲しいことがあって、一度入部しますと宣言したら、その後の練習は必ず参加してください。注意というか当たり前のことですね。人として常識です。

後輩たちに言いたいことをまとめます。部活がつらいと感じても入部しようと決めたときの自分を信じて、一つ頑張ってみてください。途中からでも入れて欲しいと言い出す奴がいるくらい、この部活は魅力的です。

引退ミーティングで上記の話をしようと思っていたのですが、泣いてまともにしゃべれそうになかったので、みんなでご飯を食べましょうという話をしました。

という訳で、入部してから食べたご飯を振り返ってみます。1番思い出深いのは、石神井公園駅の「麺処 井の庄」の辛辛魚らーめんです。2月の雪が降った寒い日に、東京海上日動との練習試合の帰りに同期と食べました。これが人生で食べたラーメンの中で1番美味しかったです。心と体に沁みました。

もし、雪の日に石神井公園駅を使う機会があったら、是非行ってみてください。

最後になりますが、監督、コーチ、先輩方、後輩たち、支えてくださってありがとうございました。そして同期、この代で良かったです。ありがとう。またご飯食べに行きましょう。

#16 伊藤

秋季リーグ結果&新チーム始動報告

ご無沙汰しております。3年の増田です。今回は秋季リーグの結果報告と代替わりの報告ということでブログを書かせていただきます。

まず今回の秋季リーグの結果をご報告いたします。

1日目

東京大学●1-2○埼玉大学(25-22, 18-25, 13-25)

2日目

東京大学○2-0●神奈川大学(25-20, 25-18)

東京大学○2-1●桐蔭横浜大学(23-25, 25-18, 25-20)

3日目

東京大学○2-0●成蹊大学(25-20, 25-22)

東京大学○2-1●一橋大学(22-25, 25-17, 25-17)

4日目 順位決定戦

東京大学●1-2○城西大学(17-25, 25-16, 16-25)

最終結果

1 流通経済大学

2 埼玉大学

3 城西大学

4 東京大学

5 東洋大学

6 一橋大学

7 桐蔭横浜大学

8 東京農業大学

9 神奈川大学

10 芝浦工業大学

11 成蹊大学

12 東京都立大学

以上の通り、今回のリーグ戦は44位という結果で終了しました。

また、この試合で4年生の先輩方が引退されました。エースの中島先輩や主将の河田先輩をはじめ、長い間主戦力、あるいは精神的な支柱としてチームを引っ張ってこられた先輩方に改めて感謝と尊敬を感じています。本当にお疲れ様でした。

新型コロナウイルスの流行による試合の中止が続き、今回は公式戦としては1年ぶり、昇格のかかった戦いとしては2年ぶりのリーグ戦でした。力強いプレーでチームをリードしてくれるような先輩方の力をもってしても昇格には届かなかった、という結果を受けて、昇格をかけた試合を初めて経験した12年生の部員たちは「3部昇格」という目標は生半可な覚悟で達成できるものではないのだと感じてくれたと思います。最上級生となる僕たち3年生も、今一度心を引き締めてチーム作りに励んでいこうと思っています。

さて、今回の試合で先輩方が引退され、新体制での活動がスタートしました。

今年度は、昨年に引き続き監督としてS52卒、柳川洋輝先輩、コーチとしてR2卒、常川大翼先輩、そして新たなコーチとして今回引退された中島博雅先輩を迎え、ご指導いただきます。

新チームでは、ブロックとレシーブの連携のとれた「トータルディフェンス」による固い守備を実現することをテーマとし、日々の練習に取り組んでいます。長く達成できていない「3部昇格」という目標を今度こそ成し遂げられるよう、チーム一丸となって精進していきます。

応援よろしくお願いいたします。

3 増田凌

引退ブログ(あゆ)

こんにちは、
引退から3週間で早くも運動不足気味になっているあゆです。
年内には引退ブログを書き終えるようにとの伝達があったので急ピッチで書いていたのですが、全然まとまらず結局期日を過ぎてしまいました、すみません汗。

自分自身、部活で悩んだ時には過去の先輩方の引退ブログを読んだりして、勇気付けられたこともありました。
私もそういうのが書ければな、、、とか思っていたのですが、かといって別に特別なことを書けたわけではなく、自分の頭の中でもまだこの部活人生を綺麗に集約するに至っていないこともあり、非常にまとまりのない文章になっております。暇な時にでも読んでいただければ幸いです。それでは、自分自身の女バレの3年間をざっと振り返りたいと思います。

〜入部するまで〜
まずは入部するまでの経緯を少しだけお話ししたいと思います。
というのも私は途中入部で、4年間ずっとバレー部にいたわけではなく、1年生の12月までは他の部活に入っていて、しかも選手ではなくスタッフをやっていました。
未経験のスポーツで、自分が今までやったことのなかったスタッフという立場を経験することで新しい成長ができればなと思っていたのですが、中高でやっていたバレーボールにもう一度熱中したいという思いが段々と強くなっていき、水面下でバレー部の人と連絡をとったりしていました。
その後、元いた部活は退部させていただき、そこから少しだけバレー部に顔を出すようになったのですが、私は元々やりたいことが多く留学や就職活動にも力を入れたいと思っていたので、入部をなかなか決断できずにいました。
そんななかで女バレ同期に相談をしたところ、今バレーをやりたいと思っているなら、女バレに来て欲しい、と言ってくれた。それで入部を決めました。1年生の終わりの春でした。

〜入部してから代替わりまで〜
入部してから数ヶ月は、楽しいことよりも辛いことの方が多かったかなと思います。
ブランクがあったので体力的に週4回、3〜4時間練習するのがきつかったし、部の雰囲気に慣れるのにも少し時間がかかった。
私は新参者ということもあり色々と分からないことも多かったので、練習のことやその他の部の活動などについて、疑問があったことは全部先輩に聞いていました。途中入部の上に発言が多い新人なんてだいぶ変なヤツだったと思うのですが、先輩方はそんな私をゲテモノ扱いせずに真摯に話を聞いてくれました。
自分の中で部に対する思いが変わったのは、2019年の七大戦でした。自分は試合には出れなかったけれど、すごく楽しかった。試合に出れずベンチから応援するしかないことに悔しさや不甲斐なさを感じた部分もあったけれど、でも他の部員とも仲良くなって、特に同じポジションだったキャプテンのあいさんを心から応援しよう、サポートしようと思えた七大戦で、それからの練習もとても楽しめるようになりました。
それと同時期に私は学連担当に就任しました。当時東大がリーグの主幹だったのでめんどくさい上に責任も重い仕事だと最初はイヤイヤやっていたのですが、学連の仕事を通じて自分がチームに貢献できている実感が持てて、案外楽しんでやれるようになりました。
その後迎えた秋リーグ。私は完全にサポートメンバーとして部に貢献しようと思っていた時に、4年生の先輩から、秋リーグにスタメンとして出場してくれと告げられました。えっ!?、という感じでした。
でも、セッターという重要なポジションを私に任せてもいいと思ってくれた先輩に報いたい、ちゃんとプレーで示したいという思いで、試合に臨むことにしました。昇格はできなかったけれど、最後の順位決定戦に勝利して先輩方の引退の日を飾ることができて本当に安堵しましたし、笑顔で引退される先輩の姿を見て、この部活に入って良かったなと実感しました。

あいさんの代が引退してからは急激に人数が少なくなり、8人プラスコーチでの練習になりました。
自分にとっては初の基礎練期間。私は練習についていくのが精一杯で、でも部活から求められているレベルはそれ以上のもので、体力的にも精神的にもなかなか大変な時期でした。
しかし冬の合宿が再び転機となりました。合宿はものすごくハードで、何百本とトスを上げ続けてヘロヘロだったのですが、でも合宿の3日間で自分の実力の向上を感じ取ることができ、それによってバレーの楽しさを再確認できたのです。その後は、部活めっちゃ楽しい!と思いながら日々練習をしていました。

〜コロナと就活〜
そんな中で訪れたコロナウイルス。
4ヶ月ほど練習ができなくなって、自宅にずっと籠るしかない状況になり、さらにリーグ戦や七大戦もなくなり、特にゆうりさんとみかさんのショックははかり知れませんでした。
一方で私自身は案外そこまで悲観的になることはなく、女バレのオンライン筋トレや週1のzoomミーティング(でみんなで人狼をすること)を楽しんでいました。
また、3年生になり、自分自身の将来のことを考えて行動しなければならない時期に差し掛かりました。
(女バレの引退ブログなのに部活以外のことをつらつらと記載するのは気がひけるのですが、その後の部活への関わり方に大きく影響したものだったので紹介させていただきます。)
私は大学入学前から自分の将来について比較的明確な目標を持っていて、その実現のためには試験に合格しなければならなかったので、部活以外のところに多くの時間を割かねばならないという状況になっていきました。
練習が再開してからは、部活と試験勉強・就活の両立に苦しみました。部活を頑張りたい、でも試験勉強や就活もきっちりやらなければならないという焦りが常に頭の中にありました。特に1度目の試験に落ちてしまったときなどは弱音を吐いてしまう場面もありましたが、ゆうりさんみかさんにフォローしていただいたおかげで、なんとか部活を続けることができました。
ゆうりさんの代は春秋ともにリーグ戦が開催できず、実力のあるチームだっただけに悔しい状況だったのですが、最後の代替試合は、チーム全員が過去最高のパフォーマンスを発揮して鮮やかに勝利を収めることができました。自分自身も一年の成果を発揮でき、今後の人生においてもたびたび思い出すであろう非常に印象深い試合となりました。
またそれと同時に、次の代に向けて同期とミーティングをして、来年度以降自分たちの目指したいチームの方向性や戦略について議論をしたりしていました。ただバレーボールの実力を向上させることだけに重きを置くのではなく、部活から引退した後も残るような成長や経験を得るということに価値を見出せるような組織にしたいと考えていました。

〜4年としての葛藤〜
そうして最高学年の代に突入したのですが、代替わりから1ヶ月も経たないうちに、再び2ヶ月ほどコロナで練習ができなくなりました。この時も、最初の自粛期間と同じように、オンライン筋トレ、ランニング距離の共有、そして週1のミーティング等が、部のできる精一杯の活動でした。
同期で話し合ったことや個人的に考えていたことなど、最高学年になったときにやりたかったことは沢山あったのですが、自粛期間が続きなかなかそれを発揮する機会もありませんでした。
自分の就職活動も佳境を迎え始め、2度目の資格試験の日も近づいて来た3月、ようやく練習が再開となりました。しかし、私自身試験までの残り1ヶ月間、部活と試験勉強と就活の全てを同時に頑張ることは不可能だと気が付きました。
何を選択すれば一番後悔がないか、と考えても考えても、どの選択肢を取っても何かしらの後悔が残る気がして、なかなか決断できずにいました。
しかし、試験に再び落ちてしまったら、おそらく自分はその後、秋の引退まで続くであろう部活に対しても積極的になれなくなってしまうだろうという懸念が拭えず、同期と相談した結果、試験の日まで休部させてもらうことにしました。
試験が終わるまでは、死ぬ気で勉強しました。その結果、なんとか試験に合格することができました。就活も全力でやりました。
就活が終わるまでも参加できる時は練習に行っていたのですが、7月から本格的に復帰し、そこでようやく体力的にも精神的にも部活に全力を投じることができるようになりました。それと同時に、それまでは見えてこなかった課題も見えてくるようになって、部活に対して様々な悩みも生まれ始めました。
そうこうして訪れた最後の秋リーグは非常に苦しい戦いの連続でした。コロナの影響でこれまであまり試合経験を積むことができなかった上、5部のチームの水準が2年前よりもだいぶ上がっていたため、思うようなプレーができず敗戦を重ねました。
その過程の中で、なんとかしなきゃいけないとは分かっているのに何もできない自分の力不足に苛立ったり、うまくいかなさすぎて部活を辞めたいと思ったことは何度もありました。
それでも、辞めずに最後までちゃんと走り抜けたいと思えたのは、やはり根底にバレーが好きという思いがあったから、そしてこのバレー部が好きだったからなのかな、と思います。
どんなにしんどくても、自分のあげたトスでスパイカーが得点を決めたり、自分のトス回しでブロックを振れたりした時の喜びが大好きだったし、部員のみんなと一緒にいる時間が好きだったから、続けてこれたのではないかと。
結局、最後の秋リーグは5試合中1勝しかできず悔しい結果にはなってしまったのだけれど、でも最後の試合が終わったあとに、やっぱりこの部活に入ってよかった、最後まで頑張ってよかったと強く感じました。
女バレでの3年間は、何度も壁にぶち当たって、自分の弱さや欠点と向き合い、同時に自分の殻を打ち破り、視座を高めることができた3年間であり、
そういう意味では、自分自身が入部したときに描いていた目標は達成できたのかなと思います。

紆余曲折はありながらも引退の日まで走り抜けることができたのは、育ててくださった先輩、コーチ陣、一緒に頑張ってくれた後輩たちのおかげです。本当にありがとうございました。
そして誰より、たくさん迷惑をかけたし、ぶつかったときも時にあったけれど、最後まで一緒に走り抜けてくれた戦友である同期の二人には感謝しかありません。ありがとう。

女バレに入部し、引退の日まで走り抜いたことを誇りに思いながら、この後の人生を歩みたいと思います。
そしてこれからはOGとして、可愛い女バレの後輩たちを陰ながら応援していきます!

拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

あゆ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 2019.8 七大戦にて同期と

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 2021.12 ラスト練習にて同期と

 

引退しました(大須賀)

※このブログを執筆するにあたって縦読みでメッセージを残しました。時間のない方はそこだけでも読んでください。

ブログ上ではお久しぶりです。先日無事に4年間の部活生活から引退しました、大須賀です。私事ですが来年以降は今と同じ学科に院進するので少なくともあと二年はこの大学にしがみつくこととなりました。後輩からもらったキットカットはいまだに開けることができずにずっと飾られています。

後輩マネージャーから期日を言い渡されていましたが完全にすっぽぬかしていて怒られたので急いで書き上げています。急いで書き上げてはいますが一切稚拙な文章だとは思っていないので稚拙な文章を平気であげる後輩たちは参考にしてほしいです。

引退ブログは書き始めが一番難しいです。引退した日のあいさつで言いたいことはほとんど言い終えてしまったのもありますし、たいしたことない先輩が引退したからって後輩に偉そうに教訓垂れているのが嫌いだったのもあるので何を書くのかは非常に迷いました。本当は同期のブログを丸パクリしようかと思いましたがせっかくの機会にもったいないのと研究者としてのモラルがあるのでやめておきます。ただの思い出を書き残せればいいと思います。OBOGの方々への感謝はまた別の場所で行うのでここでは割愛します。

1年生の時は、当時代持ちの先輩方にまだ技術も心構えも拙い私を試合に用いてもらえて非常に感謝しています。私は強豪校出身でもなく、エースだったわけでもないのに早いうちから試合に出ることができたことは4年間部活をする上で非常に大きなものとなりました。もともと真面目にバレーをするほうでしたがその1年のおかげで試合に出ることの大変さと楽しさ、1点取ることの大変さと楽しさ、勝つことのうれしさや負けることの悔しさを学べました。ありがとうございました。

2年生の時は、ろくな思い出がないので割愛します。学んだことも多かったですがそれを完全に打ち消しなお足りないほどの苦痛を味わったのでトータルマイナスです。最悪の1年間でした。

3年生の時は、当時の主将に非常にお世話になりました。コロナであまり活動もできず、私の同期たちは後輩としてはうざったいのが多かったので大変でしたと思いますがチームが勝つために動く姿勢に敬意を払います。ありがとうございました。

4年生の時は、やはりコロナであまり試合はなかったですがある程度勝率の高いチームになってよかったと思います。大会なく練習だけの日はつらい部分もありましたがこのチームを築き上げた主将は立派だと思います。胸を張ってもらって大丈夫です。

ミドルとしては、なぜかこのポジションは呪われているのでお世話になった3学年の先輩方にミドルとして無事に卒業した人が1人もいないという事態になっていました。後輩にも純正のミドルは1人もいないので途中から入った同期を除くとほとんど自分で強くなる道しか残されていませんでした。結果としてスタッツだけを見るとある程度自分では満足のいくプレーはできたかなと思います。今の後輩たちの指標になることができていたらうれしいです。

後輩としては、あまりかわいげのある後輩ではなかったと思います。意外かもしれませんが人の好き嫌いがそれなりにあるほうで、かつ露骨に態度に出るほうだったので思い通りいくような後輩ではなかったかもしれませんがそれでも私に向き合って付き合ってくれた先輩方に心から感謝しています。甘えていて申し訳ありませんでした。

先輩としては、結局いい先輩になれたかどうかの答えは出ていません。かかわってきた先輩のいいところを見習い悪いところを反面にして生きてきましたがどの程度成功しているのかは難しいところです。ただ、当然といえば当然かもしれませんが後輩からもらったメッセージカードには肯定的なことが多く書かれていて非常に気持ちよかったです。私の意志は引き継がれるらしいのでどこに行きつくかは見ものだと思っています。

最後になりますが、この同期とともにバレーして引退できたことは本当に最高でした。よく浪人した人は浪人してこの学年になれてよかったという人が多いですが私もひしひしと感じています。(そもそも現役で入っていたらメッセージカードもらえていなかったし、マジでよかった…)大学生活で一番長くいた仲間であり、一番心を許した仲間でもあります。できれば私だけでなくみんなもそう思ってくれているとぎくしゃくしなくて助かります。

長々と書きましたが好きなだけ自分語りができて満足しました。今更同期や後輩に言うことはないので好きにやってもらえればいいなと思います。私は結構この部活が好きだったので行ける範囲では大会の応援など行くつもりなので手に汗握るギリギリの展開で、なお勝つような試合をしてくれると見てて盛り上がるので期待しています。

#8 大須賀

引退しました(四海)

こんにちは、先日部活を引退しました農学部4年四海佑亮です。現役時代は主務をしていました。名前だけでも覚えて帰ってください。

 

自分は何故か入部ブログなどを書いたことがないので、最初に書くブログが引退ブログになっています。訳がわかりませんね。多分まとまりのない文章になりますが、そういう事情を察してもらえるとありがたいです。

 

このブログを書くにあたってどのようなことを書くのがいいのか、いろいろ考えました。後輩に色々な言葉を託してもいいですが、それはまた別の機会に話すことになりそうなので、バレー部に在籍した4年間をシンプルに振り返ろうと思います。

そもそも何故部活に入ったかというと、正直消去法というのが大きかったです。当時はサークルに入ってバレーを楽しめるほど上手いわけではなくて、多分サークルに入っても長くは続かないだろうなあというのは薄々感じていました。趣味にせよ何にせよ、自分は楽しさだけを求めても長続きしないタイプだったので、やりがいを求めて部活に入ったという感じです。

 

自分は中学校ではリベロをしていて、高校ではセッターをしていました。大学では最初はセッターをしていましたが、どうしてもリベロがしたくて、初期にリベロにコンバートしました。実質初心者同然で、今思い返しても本当に下手くそだったと思います。実際、当時はコートに立つ未来が全く見えませんでした。周りの大学生が楽しそうに遊んでいる中週4日練習をして、それでも全然上手くならない。最初の1年は虚無感を感じながら部活に取り組んでいたので、バレーボールが楽しくなくて、本当にしんどかったです。何度も (辞めたいなあ) と考えていたのをよく覚えています。それでも、七大戦で同期とはしゃいだり、毎週のように麻雀をしたりしていて、バレー以外の部分は楽しんでいました。おかげで辞めずに済んだと思っています。七大戦のホテルで同期と一緒にパンパンに湯が張った浴槽に入って、水がザバァーッと溢れていく様子を見てみんなで大爆笑したのが、なんだかんだ4年間で一番笑ったかもしれません。今見返してもめちゃくちゃいい笑顔ですよね。いい思い出です。

そんなこんなでなんとか辞めずに頑張っていたら、ある程度上手になりました。2年の夏の七大戦からはレギュラーとして起用してもらうようになり、頑張ってきて良かったと思えました。一方で、チームを背負って試合に出るため、チームの弱点や自分のプレーの拙さに対してそれまで以上に真剣に向き合う必要がありました。コートに立つことへの重圧や外で応援してくれる人への責任感は、しんどい下積みがあったからこそ余計に感じました。

なんだかんだで2年の夏から引退まで試合に出ましたが、後半はコロナもあってか、あまり深く記憶に残っていません。大会がない期間はあまり試合のことを考えなくて良かったので、後輩たちとワイワイしながら気楽に部活に臨めました。最上級生としての最後の1年間は試合がなかったとはいえ非常に楽しかったです。いい後輩に恵まれたなぁと思います。

 

つらつらと4年間を振り返りましたが、文章量でわかる通り、4年間を振り返ると最初のしんどい期間が記憶の大半です。辛いからこそ記憶に残っているのだと思いますし、結果としてそういう期間があったからこそ引退の際の感動が大きいのだと思います。辞めずに続けて良かったです。いい4年間でした。

 

最後に、面倒を見てくれた先輩や自分を起用してくれた当時のキャプテン、慕ってくれる後輩、チームの面倒を見てくれた監督・コーチ、引退に花を添えてくれたマネージャー、そして何より、辛い時も楽しい時も一緒に過ごした最高の同期に、普段は照れて言えないからあえてこの場で感謝を伝えたいと思います。みんなと過ごせて本当によかったです。一生忘れません。引退してからだいぶ暇なので、ぜひまた会いましょう。楽しい話を聞かせてください。

#9 四海


 

秋リーグを終えて

こんにちは、一年のりさです。

今回は、先日12月5日に行われた秋リーグ順位決定戦の結果のご報告です。

vs武蔵大学
0-2(22-25,20-25)

1、2セットともに中盤でブレイクを重ねることができたものの、力が及ばず悔しい結果となりました。しかし、この一年間での練習成果を出し切ったとてもよい試合だったと思います。応援してくださった皆様、ありがとうございました。

4年生はこれで引退となってしまいます。この半年間、コロナで大会が開催されるのか、されるとしたらいつなのか、がいつもぎりぎりまではっきりしない状態でした。その中でチームを引っ張ってくださった4年生は本当に大変だったと思います。しかし、4年生は目標を明確にしたり、練習メニューを変えたりと、モチベーションを高く維持するさまざまな工夫をしてくださりました。個人的には、主将を筆頭に、いつも誰よりも早く体育館に来て自主練に取り組む3人の姿をみて、努力の尊さを知りました。
本当に今までありがとうございました。そして、4年間お疲れ様でした。

監督として2年間チームを支えてくださった、コーチの方にも感謝の念が尽きません。

1週間のオフを挟んで、来週から新チームが始動いたします。
少しでも4年生の抜けた穴を埋められるように、微力ながら全力を尽くす所存です。
コロナによる制限もまだまだ続きそうですが、4年生も含め、OBOGの方々も是非練習を見にいらしてください!
これからも応援よろしくお願いいたします。