こんにちは。4年のはなです。

ついに私にもこのブログを書く時がきました。2021年度の引退ブログ女子部編はこれでラストです。後輩に頼まれた年内にブログを出しきれてほっとしています笑

初めに、これまで活動を支えてくださった全ての方に感謝しています。

松永さん、高梨さんをはじめとする様々な面で活動を支えてくださったOBOGの皆様、指導をしてくださった歴代コーチの方々、怪我の多い私のケアをしてくださった石塚さん、治療院の先生、そして一緒に活動してきた先輩、後輩、同期、関わってくださった全ての皆さんに感謝しています。

ありがとうございました。

 

引退して3週間ほどが経ちますが、今は結果を残せなかった申し訳なさや悔しさが和らぎ、みなさんへの感謝で心がいっぱいです。

引退ブログに何を書いていいのか、あゆとくろの内容が対照的すぎて困っていますが、この4年間の自分の思いと、それに伴う感謝をここに残しておこうと思います。

 

まず、個人的には4年間で結果を残せなかったことがとても悔しいです。たくさんの方に支えていただいたにもかかわらず、七大戦の優勝や、リーグ昇格は達成できませんでした。そして、コロナでゆうりさん、みかさんと一緒に試合ができなかったこと、最後の1年も試合がほとんどなかったことはとても残念でした。

特に最後の秋リーグでは、5部8位とここ数年で最低の成績でした。久しぶりの試合でたくさんの方が期待を寄せ、応援してくださっているのを耳にしました。何よりこの1年、コロナで目標がはっきりしない中、週4回、毎回3時間程度の練習をしてきた仲間、一緒に練習メニューを考え、支えてくださったコーチ、全員が勝ちたいと努力しているのをわかっているからこそ、その努力を結果に残したかったです。

この悔しさはきっと後輩たちが晴らしてくれると信じています。引退した身ですが、最後にもう一度だけメッセージを残します。

引退の時、みんなが「はなさんとバレーができて良かったです!」と言ってくれたことが本当にすごく嬉しいです。この1年、私はたくさん話をしてきて、きっと煩わしいくらいうるさい先輩だったと思います。ごめんなさい。なにかひとつでもみんなにとって、心の支えになるような、迷った時に思い出せるような言葉があったらいいなと思っています。がんばれ!!

 

東京大学女子バレー部に入部して、4年間バレーができて本当に幸せでした。

7歳からバレーを始め、大学受験までバレーしかしてこなかった私は、大学に入学した時、楽しいだけのバレーはしたくないと考えていました。というよりは、私は人一倍「勝ちたい」という気持ちが強い自覚があるので、うまくやっていけるか、チームの輪を乱してしまうのではないかと大学でバレーを続けることに不安がありました。しかし、体験練習で一緒にバレーをしたり、新歓で動画を見せていただいたりして、どんなバックグラウンドのひとも真剣にバレーと向き合っていること、チームとして勝ちたいという明確な目標をもっていることがわかり、とてもワクワクしました。

実際に入部してからも、その期待は裏切られず、大学生活の中でバレーをしている時間がとても好きでした。初めて5セットマッチを経験した京大戦、大学生らしいお祭りのようで、でもどの試合よりも1点をとること、勝つことに真剣な七大戦、大学の看板を背負って昇格降格をかけて戦うリーグ戦、どの試合でも最後までボールを追いかけ、みんなで繋ぎ、声を出して、点をもぎとる、その一瞬一瞬が大好きでした。

決して楽しいことだけではなく、思うようにプレーできず、何度も涙を流し、苦しくて眠れない日もありました。それも含めて、バレーと真剣に向き合える環境があったこと、一緒にバレーと向き合える仲間がいたことが本当にありがたいことだったと思っています。

東京大学女子バレー部にはいって本当に本当によかったです!

 

 

最後に、バレーボールが私にたくさんのことを教えてくれました。ここでは語りきれないほどの経験、感情が私の中にバレーと共にあります。

でもそれは私だけでは絶対に存在しなかったもので、一緒にバレーをしてくれるみんながいたから、支えてくれる人がいたから、私の中にかけがえのない財産として残っています。改めて私のバレー人生に関わってくださった全ての方に心から感謝します。

本当にありがとうございました!

 

今後の東京大学女子バレー部のさらなる繁栄を祈っています。