こんにちは。先日部活を引退しました中島博雅です。ブログを書くのは新入生自己紹介以来な気がします。

現在はコーチとして平日は練習に参加していて、普通にスパイク練やサーブ練に入ったり部員と一緒に自重トレーニングをしちゃったりしています。むしろ球出しを長時間するので現役の時以上にハードな練習となっていて、引退したのに太る気配が全くありません。

さて、何を書こうか迷いましたがここで後輩に伝えたいことを書いてしまうと練習後のミーティングで喋ることが無くなってしまうので、同期と同じように4年間の振り返りをしていこうと思います。

東大に入学してもバレーを続けることは決めていましたが、部活にするかサークルにするか3秒ほど悩んだ結果部活に入ることを決めました。特に悩んでいないので後悔する余地もありませんが部活に入ってよかったなと心から思っています。

1年生の7月の双青戦で初めて試合に出していただき、そこからほぼすべての試合にスタメンとして出場しました。守備もへたくそでさぼるし自分のスパイクにしか興味が無いプレイヤーだったのにたくさん試合に出していただき、先輩方には本当に感謝しています。

一番印象に残った公式戦は、やはり2年の七大戦です。2日目の朝に留年が決定するという大事件が起きながらも鋼のメンタルで持ち直し、4日間闘い抜いてチームは準優勝、個人では猛打賞を獲得するという波乱の七大戦でした。この時はこれが最後の七大戦になるなんて夢にも思っていませんでした。

今まで部活を振り返ったときに、2年の冬あたりから記憶がすっぽりと抜けています。部活中心の生活で毎日バレーのことしか考えていなかった自分にとって、大好きなバレーができないということは本当につらかったです。コロナが無くて、ちゃんと練習やトレーニングをしていたら、今頃もっと強くなっていたのかなと思うと悔しい気持ちでいっぱいです。

3年の夏あたりから部活が再開しました、代替わり後は公式戦がほとんどないのに練習はあるという状況で何のために部活をしているのだろうと思うこともありました。しかし、その中で何回かあった練習試合は本当に楽しく、チーム一丸となって戦うことはこんなにも楽しかったんだと感動し、練習のモチベーションにしていました。

なので、最後の大会が無事開かれて本当によかったと思います。秋リーグの初戦では負けて本当に悔しかったです。どうでもいいですが帰り道で泣きました。試合で負けて泣いたのは初めてでした。それだけ気持ちが入っていたのだと思います。秋リーグ全体を通してアツい試合がたくさんあり。その中でも勝てた試合が多かったので、引退試合としては最高のリーグだったと思います。

4年間を振り返って、自分にとってはとても楽しい充実した4年間だったと思います。
しかし、自分はとても自分勝手な人間だったし、練習でもやる気の波が激しく手を抜いてしまうことがあったり、人間的に成熟したプレイヤーではなかったことをとても反省しています。そんな中、自分が部活で好き勝手振舞っているときにチームをまとめてくれていたり、サポートに回ってくれていた同期、先輩、後輩の存在には本当に心から感謝しています。

これからは自分がチームのサポートに回る番です。今まで自分が試合で得た経験をコーチとして存分に後輩に伝えることができたらいいなと思っています。球出しも頑張ります。

引退ブログなのかコーチの抱負ブログなのかよくわからくなってきたのでこのあたりで終わりにしようと思います。ありがとうございました。

#1 中島