引退ブログ:前女子部主務 凛

こんにちは。先日引退しました、四年のりんです。
引退してからダラダラ過ごしていたらあっという間に一ヶ月半も経ってしまいました。そして一ヶ月半も経ったというのに未だに腰骨と膝のグロテスクなアザが消えません。
学生生活も残り少ないので(泣)、少しでも有意義に過ごせるよう心がけます。

私は大学からバレーを始めましたが、入部を決める時期はかなり悩みました。ですが引退した今考えても、あの時バレー部を選択した自分は間違っていなかったと思います。

小六の時ロンドンオリンピックを見てバレーが好きになり、以来テレビで見るだけでなく試合を生で見に行くくらいバレーファンになりました。中高は違うスポーツをしていましたが、(中高でバレー部に入らなかった理由は割愛)、何度かバレー部に入ればよかったと後悔するくらいには憧れのスポーツでした。

入部後は割と直ぐに怪我をしてしまって、コロナ禍の部停もあり二年生後半まではまともに練習することが出来ませんでした。
退部やスタッフへの転身を考えたこともありましたが、実際に行動に移さなかったのはそれくらいバレーが好きだったからで、一度も試合に出られなかったとしてもバレーの面白さをちゃんと知りたい、そのために少しでも上手くなってプレーをしてみたいと思ったからです。

「え、お前そんなバレー好きそうに見えなかったけど」と思った人がいそうですが、例えば「バレーは面白くない」などと言ってくる人に対してムキになって熱弁してしまうくらいにはバレーが好きです。

迷った時は「なぜバレー部に入ったのか」と自問自答しました。試合に出るためでは無かったはず、上手くなってバレーの面白いところや楽しいところを知りたいからだと思いました。それなら自分のペースでいいじゃないかと言い聞かせました。

そして試合に出ることは無いだろうという自分の予想は大きく外れ、今年の幹部代では通年レギュラーとしてコートに立たせてもらいました。 しかもポジションは一番憧れていたセッターとして。

一年間セッターとして試合に出る中で、見ているだけでは気づけなかったバレーの魅力をたくさん知りました。

他のスポーツより個人技で結果があまり左右されないところ、最後の最後までハラハラさせてくれるところ、ワンラリーごとに一喜一憂できるところ、一瞬のスキが命取りになるところ、コートが狭いからこそいい意味でも悪い意味でも感情を常に仲間と共有できるところ、

特に最後の点に関してはサッカーをやっていた頃は反対サイドにいる人に声はあんまり届かないし、点を決めた時しか集まって喜べなかったので、(つまり点を決めなかったら一生集まれない汗)、バレーならではの醍醐味なのではないかと思います。

試合中に気持ちが折れそうになってもみんなが直ぐに駆け寄ってきて肩を叩いて励ましてくれるのも、ミスをカバーしたらありがとう!!と抱きついてくるのも、ベンチの応援の声が近くから聞こえてくるのもめちゃくちゃいいなと思います。

まだまだ挙げられそうですが、セッターとしてもうひとつあげるとすれば、スパイカーが点を決めた後振り返って、真っ先に目が合う瞬間が好きです。自分のおかげみたいで気分がいいです。

気分がいいと言えば、七大戦の東北戦であおとの2番が決まりセットを取った瞬間、秋リーグ順位決定戦での19-24からの逆転勝ち、これらもきっとこの先も忘れないと思うくらい気持ちのいい瞬間でした。

四年間、短くはありましたが悪くないバレー人生でした。

特に最後の一年はバレーが本当に楽しかったです。憧れのクールでかっこいいセッターとは程遠い、みんなに支えられてやっとコートに立っていられるような頼りないセッターでしたが、「愛のあるチーム」をスローガンにしたこの代でコートに立てたことは私の誇りです。

あの時入部して、最後まで続けてこれて良かったです。

最後になりますが感謝の言葉です。

obogの皆様、日頃からたくさんのご支援、応援をありがとうございました。メールで激励の言葉を頂いたり、今年は会場で実際に面と向かってお話させて頂く機会もありました。皆様の支えがあって初めて現役はバレーに集中出来るのだと改めて気付かされた1年でした。
主務としては至らないところもたくさんあったかと思いますが、久しぶりに開催された大会等も皆様のお力添えがあって無事に執り行うことが出来ました。本当にありがとうございました。

コーチの方々、バレーにおいて右も左もわからない状態の部員に教えるのは大変だったと思いますが根気強く教えて下さったこと、感謝しています。引退後も親身に話を聞いてくださってありがとうございました。
そして今井さん、ゆうりさん、時には厳しく、時には優しく幹部である私たちに向き合って下さったこと、感謝しています。本当にありがとうございました。

直属の先輩方、怪我などで迷惑ばかりかけましたが、皆さんが優しく接して下さり、居場所を作って下さり、時にはチャンスも与えて下さって、そのおかげでここまで続けることが出来ました。本当に感謝しています。今年は練習や試合応援なども来て下さり、久しぶりにお話する機会も沢山あって嬉しかったです。

後輩達、私はみんなと一緒に上手くなろうという意識でやってきたので、みんながアドバイスをくれたり褒めてくれたりして嬉しかったです。特に最後の一年はどんどん上達して頼もしくなっていくみんなに触発されて、サボりたくなる気持ちにムチを打って頑張れました。そして引退メッセージにやたら「笑い上戸」って書かれてましたが、お陰様でたくさん笑って楽しく過ごさせてもらいました、ありがとう。一二年生は癖強なのでそれをちゃんと自覚してのあを困らせすぎないように気をつけてください。笑

同期へ、真面目でストイックすぎる二人が同期で怠惰な私はついて行くのが割としんどかったですが笑、私に無いものばかり持っている二人のことは尊敬してます。実は一年の時から二人と一緒に試合に出ることがずっと目標でした。顔面にボールをぶつけてやろうかと思うことも数え切れないほど何回かありましたが、最後の一年二人と一緒にコートに立ててよかったです。大して上手くもないトスを褒めてくれてありがとうございました。先に社会人になりますが絶対に奢りません。

そして東大女バレ、バレーボールに出会わせてくれてありがとう!

#13 りん