こんばんは、お久しぶりです。4年のそらです。
ついに引退ブログを書く番が回ってきてしまいました。

ほりえもんが言っていた通り、最後くらいかっこよく締めようと思ってあれこれ考えていたんですが、そうこうしているうちに結構な月日が流れていました。申し訳ありません。引退したのでワンマンはなしでお願いします。

結局どう頑張ってもかっこいいブログにはなりそうになかったので、もう書きたいように書きます。あまり面白味のない長い文章になる予感がしますのでよろしくお願いします。

すでに1ヶ月以上前のことになりますが、10月の秋リーグを以て、バレー部を引退しました。
入部してからの4年間を振り返ろうとするといくら時間があっても足りないので、やめておきます。あっという間だった気もするし、ものすごく長かったような気もします。

一応主将らしく今季の主な戦績をあげておくと、春季リーグ4位、京大戦準優勝、七大戦優勝、秋季リーグ4位という結果でした。全体を通して、勝てる試合・勝つべき試合をいつも勝ちきれず、目標にあと一歩届かずに終わってばかりだったなと思います。

当たり前の話ですがいくら「良い試合」をしたところで結局負けは負けであって、期待されていたような戦績を残せたとは言えません。
勝つことの難しさと結果を出せないことに対する不甲斐なさ、それから1プレーヤーとしても主将としても、とにかく自分自身の力量不足を感じつづけた1年間でした。

ただ七大戦については、初の優勝という結果を掴むことができて本当に嬉しかったです。
主管校だったことや、直前に怪我をし思うように動けなかったこともあり、どれだけ多くの支えのもとで自分がコートに立てているのかを強く感じた大会でもありました。

先週末には、OB・OGの先輩方が祝勝会を開いてくださいました。女子部の歴代の監督・コーチ・協力者の皆さま及び多くのOGの皆さまにご出席いただいたこと、またこのような会を企画し開催してくださったことに、この場を借りて改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

祝勝会で先輩方のお話を聞いて、当たり前すぎることですがOB・OGの先輩方にもそれぞれに現役の時代があったこと、誰もが悩みや葛藤を抱えつつも部活を続けてきたこと、そうしたたくさんの人の無数の4年間が積み重なって、バレー部という組織の歴史が形作られてきたことを改めて感じました。

部活に入って、得るものもあれば失うものももちろんあって、楽しいこともあれば苦しいことはそれ以上に多くて、いろんな思いを抱えてバレーを続けてきたけど、
何十年と受け継がれてきたバレー部の大きな歴史のなかで、4年間とにかく自分なりにもがいて、次の代へと襷を渡せたことはひとまずよかったのかなと思いました。

また、あくまで主観ですが、私たちの代が入部してからの4年間は、歴史的にみても女子部の環境がかなり大きく変わった時期でした。スタッフ体制が充実し、部員は2倍以上に増え、組織として一つの過渡期にあったのではないかと思います。
そういう時期に一部員として携われたこと、毎年毎年これ以上はないんじゃないかと思うほど恵まれた環境でバレーさせていただいたこと、本当に幸せ者だったと思います。部活を通じてお世話になった全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

というわけで、簡潔にではありますが、これまでお世話になった方々にお礼の言葉を述べさせていただきたいと思います。

はじめに、上にも述べた通り、OB・OGの皆さまにはいつも多大なるご支援、ご声援をいただき、本当にありがとうございました。様々なかたちで女子部の活動を支えていただいたおかげで、4年間部活を続けることができました。これからは私も1OGとして現役を支え、少しずつでも恩返ししていけたらと思います。

スタッフの皆さんには、毎年女子部の指導とサポートに多くの時間と労力を割いていただきました。現監督の豊田さんをはじめ、コーチとして来ていただいた男子部のOBの皆さん、トレーナーの石塚さん・学さん、今年入ってくれたマネージャーの2人まで、本当にたくさんのスタッフの方々に支えられてきました。結果というかたちで報いることができなかったことが悔やまれますが、心から感謝しています。

先輩方には、入部当初からずっと可愛がっていただいて、ありがとうございました。甘えてばかりで、たまに勝手に抱え込んで自爆して、本当に扱いづらい後輩だったと思います。また、キットを山手線に放流するなど数々の粗相をやらかしてしまい、たくさんご迷惑をおかけしました。いつも迷惑と心配をかけてばかりで、甘えっぱなしだったなと思います。先輩方がいなくなって初めて、その存在の大きさに気付きました。

同期には、もう今さら言葉を重ねる必要もないかと思いますが、とにかく山のようにお世話になりました。特に最後の1年間は迷惑をかけっぱなしでした。感謝してもしきれません。あん、ちい、はる(久々にコートネームで呼ぶと恥ずかしいですね)、この3人と一緒じゃなかったらこんなに楽しく4年間過ごせなかったと思います。ありがとう。

後輩はみんなとても頼もしくて、いつも助けられていました。今年は特に主管として運営する試合が多く、そこで中心となって多くの仕事を担ってくれたこと、本当に感謝しています。不満もたくさんあっただろうけど、よかったことも悪かったことも含め、一緒に過ごしてきたこれまでの経験を、今後に活かしていってくれればと思います。
何か伝えたいことがないか考えてみたんですがそんなに思いつかなくて、入部式のときも言った通り、同期・先輩後輩を大切に、バレーが好きという気持ちを忘れないでほしい、それだけです。
これからもずっと応援しています。

それから、ここに書くのもなんですが、小学生の頃から一番近くで、一番の応援者として支え続けてくれた両親にもお礼を言いたいです。運動音痴で引っ込み思案だった私をバレーと出会わせてくれて、ここまで続けさせてくれて、ありがとうございました。
おかげでこんなにたくさんの大事な人たちに出会えました。

他にも、仲良くしてくれた同期をはじめとする男子部の皆さん、定期戦や練習試合、合宿などでお世話になった他大学の皆さん、いつもたくさん差し入れをしてくださった現役部員の保護者の皆さま、応援に来てくれた友人たちなどなど、お礼を言いたい人は限りなくいるのですが、ここでは全て書ききることができそうにないので、まとめてお礼を言わせていただきます。

頼りないエースで、不甲斐ない主将でしたが、たくさんの支えのなかでバレーを続けてくることができました。
本当にありがとうございました。

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さて、長くなりすぎたのでそろそろ終わりにします。

正直なところ、引退前は引退したら金輪際バレーなんかするもんかと思っていて、道具をしまいこんだりもしたのですが、気づいたらバレーの動画を見ているし、気づいたら体育館に足が向かっているし、一体自分がなにをしたいのやらよく分かりません。
ひとまずは12年間つけてきた背番号3とも、空というコートネームともお別れですが、もしかしたらまたどこかでバレーしているのかもしれません。

というわけで、皆さま今後ともお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

#3 そら