いつもお世話になっております。

先日東大バレー部を引退しました。女子部4年の栗田です。ほのです。

 

何を書いてもこっぱずかしい気持ちになり、書いては消しを百回ほど繰り返していました。そろそろ書かないと次練習に遊びにいったときにワンマン不可避なのでがんばります。

東大バレー部に3年半身を置いて最も強く感じたことはなにか

ということをここ数日考えていて、いろいろ深いいっぽいこととか言ってやろうかなとおもっていたのですが、結論としてはやはり

「この世にはいろんな人間がいる」ということです。

極端な例を挙げれば某ほったとか某かなさんとかになるのですが、それ以外にも東大バレー部にいたことで出会えた人たち全員が、今までの生き方ではおそらく出会えなかったであろう人たちで、生態系の多様性を感じずにはいられません。

これまでほどほどの努力で手に入るほどほどの結果にほどほどに満足してきた私にとって、勝利に向かい、目標に向かうひたむきで真摯な姿は、どれほどおいかけても追いつけそうにないものにすら思えました。

 

そしてそこにたった一つの正解などないのだということも強く感じました。

部活への向き合い方も、目標も、そこへのアプローチもひとつではなくて、勝ちという一つの軸はあっても、何がうれしいのか、何が悔しいのか、やるべきことは、やれることは、やりたいことは、全員微妙に違うんではないかなと思います。

よく、「同じ方向を向かないと」といいますが、むしろ背中を守りあえたほうが、ピンチには強くなるのではないかな、と思ったりしています。

「正攻法」では十分貢献できないやつの苦し紛れの言い訳かもしれません。

正解はないので。

 

さて、これで格好はついたでしょうか。

 

せっかくなので最近のことを

 

1.これ以上太りたくない

引退してからというもの、とにかく激太りが怖くて笑

もう「炭水化物が必要だ」という言い訳は通用しないので、文字通りやせ我慢しています。運動もかねて、東京の街をぶらぶら歩いています。

おかげさまで来年からは社会人になれそうで、全国転勤でどこへ行くかわからないのでいまのうちにまだ知らない東京に行けるだけいこうと思っています。

いまのところ浅草、谷中銀座、井の頭公園に行ってみました。今度は高尾山とか、植物園とか、自然の豊かなところにいってみたいです。

高いヒールでぼっちでずんずん歩いています。ご一緒してくださる方は随時募集中です。

男子部の同期に引退ビデオでまで「足が太い」といじられたので、今に見てろよと思っています。今に…今に…

ひとりぐらい「Flutty cowみたいでセクシーだね」といってくれる方が現れるかもしれないですし。(※「もこもこ 牛」で調べてみてください。私にそっくりです)

「世の中にはいろんな人間がいる」ので。

 

でも頑張ります。

2.社会に出られるのか

 

不安です

 

3.後輩にかまってほしい

卒論バイト睡眠の無味乾燥なサイクルから抜け出したいです。

最近は卒業アルバムの撮影に3年生に来てもらったり、下北沢でパンケーキ食べたりさせてもらいました。

IMG_1833

各自の特徴を表すポーズ!ですね。

もう私はほったから目が離せません。

というわけで後輩各位は暇さえあればかまってください。

 

4.男子部同期がかまってくれる

前回ブログを更新したときについに同期LINEが作られたというお話をしましたが、今度は工学部のスポーツ大会にみんなで出場することになり、とっても楽しみです。

ポジション云々の話は聞いていませんが、美人マネージャーポジションだと思うので、みんなのモチベーションをアップさせるよう頑張ります。

 

そんなところでしょうか。読み返してみたところ、あまりにも内容がないので最後にもう一度まじめな話をします。

私は歴史を専攻しているのですが、好きで常に心にとめている言葉があります。

 

政府はマスト  国民は風

国家は船    時代は海

 

というものです。マストがピンとはっていて、いい風が吹いていれば船はちゃんと進んでいく、という意味が込められているのですが、これを東大バレー部に言い換えるならば

現役部員がマストで、OBOGの皆さまが風、バレー部という組織が船ではないでしょうか。

つい数日前まで現役だった身でまさか「現役が政府や!」というつもりはなくて笑

 

マストはどんどん張り替えられてゆき、その形も大きさもそれぞれいびつかもしれません。

そんなどこに進むかわからない船を導くのが風で、どの風がどのマストに当たるのかはわかりませんが、すべてのマストは何らかの風を受けて、船を前に進めてゆきます。

そもそもその「前」というのもマストによって、風によって変わっていくのですが、船としてはその時々で一つの「前」を見出し進んでゆくのではないかなと。

 

 

私は何が言いたかったのでしょうか。わかりませんが、結局恥ずかしくなるようなことを書いてしまった気がします。

 

 

まとめると、OBOGの皆さま、スタッフさん方、先輩後輩同期、

七大学の皆さま、他部のみなさま、なんやかんやで応援してくれた家族

私にかかわるすべてのみなさまに感謝ということです。

そして私もよいOGになれるよう、皆様に恥じぬようがんばりたいとおもいます。

 

ところで、空気を読んでタイトルを曲名でなくしてしまいました。

なのでここで

「愛をこめて花束を」

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

#6 ほの