こんにちは。先日引退しました、4年のみかです。この間、3週間ぶりにバレーをしに行ったら、ジャンプ力が10センチ落ちていて、ショックを受けています。

文章を書くのが苦手でブログを後回しにしていたら、とうとう大晦日になってしまいました。今年中に書き上げるべく頑張りたいと思います。

まずは、私達の活動をご支援、応援して下さったOG・OBの皆様に感謝申し上げます。特に今年は、コロナの制限があって他校と練習試合ができず、たくさんのOB・OGさんにゲーム練に来ていただきました。しかも、マスク着用をお願いするという過酷な状況で何度も練習にきていただき本当にありがとうございました。

それから部長の松永さんを始め、歴代の監督・コーチ・スタッフの皆様にも大変お世話になりました。感謝申し上げます。特に、福田さんには、技術面、精神面、チーム作り、様々な方面から支えていただきました。福田さんがいなければ、この一年どこかで行き詰まっていたと思います。

そして、引退が12月にずれ込んでも、公式戦でなくても、文句も言わず最後までついて来てくれた後輩たち、本当にありがとう。もっとたくさんの試合をみんなと経験したかったし、結果を残す機会さえなかったこと、とても残念に思います。

今までお世話になった先輩方。いつも、私たち二人を温かく見守ってくださってありがとうございました。初心者の私にたくさん教えてくださり、たくさんパスにも付き合っていただきました。先輩方のおかげで、のびのびとバレーをすることができました。

それから、たった一人の同期、悠理。なんだかんだ私たちは相性の良いペアで、お互いの足りないところを補いあっていたのではないかと思います。不運な年だったけど、最後まで、熱く元気にチームを引っ張ってくれて本当にありがとう。

ざっと、4年間を振り返ってみたいと思います。
1年生の時、何かの縁があって初心者ながら入部を決め、先輩方を大変驚かせました。入った直後は練習についていくのに必死でしたが、バレー経験2ヶ月で出場した京大戦の新人戦は、負けはしたもののとっても楽しかったのを覚えています。(負けて悔しがっている悠理の横でニコニコ楽しかったです!とか言ってごめんね。) 

2年生の時は授業もあまりなく、ボールを一番触っていた時期でした。悠理とスポ身で週二回バレーの授業をとって、部活前に体育館が空いていれば、悠理とずっと対人をしていた気がします。そして、ありがたくも試合に出していただけるようになりました。ですが、試合で勝っても自分が貢献していると感じたことはなく、力不足をずっと感じていました。今考えると、あんなに下手だった私を使ってくださったこと、本当に感謝しています。秋リーグで格上の相手にセットを取った時はとても感動して身震いしたことを覚えていますが、どこか他人事のようにも思っていました。

3年生になって試合に出る機会は減りましたが、自分の力不足は感じていたので納得していました。練習すればうまくなれた時期は過ぎ、これからどうやったら上達できるのかと伸び悩んだ時期ではありました。

だからこそ、代替わり後、福田さんが理論的にどうしたらうまくなれるのかを教えてくださり、少しずつ個人としてもチームとしてもうまくなっているのを嬉しく感じていました。その矢先にコロナで活動中止になり、春リーグも七大戦もなくなるということを伝えられました。本当にショックでした。特に七大戦は、3年生の時にあまり出られなかった分、次はフル出場して優勝したいと、ずっと楽しみにしていました。自粛期間中は部でオンライン筋トレをしていましたが、もしバレーが再開できなかったら、ただ健康増進のためにやっていることになってしまうなどと考えていたら、すごく悲しくなりました。いつ状況が好転するかも分からなかったし、もうこのまま引退かもしれないとも正直思っていました。

7月には、バレーが再開できそうな雰囲気も漂って来て、何度もこっそり悠理と公園でバレーをしました。8月には悠理が尽力してくれた甲斐あって、練習を再開することができました。真夏の冷房のない御殿下での、マスクをつけてのバレーは地獄のようでしたが、それでもみんなでバレーができるようになったことはとても嬉しいことでした。その一方で、すでに公式の秋リーグは中止が決まっている中、何を目標にバレーをしたらいいのだろうと悩みました。バレー自体は楽しかったですが、どういうモチベーションで冬まで続けたらいいのかと思っていました。でも9月に入って、福田さんのアドバイスのおかげか、筋トレの成果が出たのか、急にスパイクが広範囲に強く打てるようなり、それが楽しくてモヤモヤしていたのが吹き飛んだ気がします。

そして、12月、秋リーグの代替試合を2戦とも勝利で飾ることができました。みんな緊張していつもできていることができなくなるんじゃないかと密かに心配していたのですが、蓋を開けてみると皆がいつも以上の力を出して、ボールをつないで、最高の形で勝ち切ることができました。これまでの4年間、自分のせいで負けたと思ったことはありましたが、この試合が初めて勝利に貢献できたと思えた試合でした。一年前、「私の個人的な一年の目標は、ここぞという時に安心してトスをあげてもらえるようなスパイカーになること、そしてディグを上げても褒められないレシーバーになることです。」とブログに書きました。最後まで、ディグをあげたら褒めてもらえるレシーバーではありましたが、この一年でスパイクもレシーブもだいぶ良くなったのではないかと我ながら思います。この一年試合ができなかったことは辛かったですが、最後にこんな最高の試合が経験できて、終わりよければ全て良しという気持ちになりました。

バレーボールは経験者が多いため、大学から始めるのは敬遠されがちなスポーツだと思います。でも、私はバレーをやめたいと思ったことは4年間一度もありませんでしたし、1年生の新人戦の時に感じたバレーが楽しいという気持ちをずっと持ち続けたままバレーを続けることができました。それも同期、先輩後輩、コーチの方々のおかげだったと思います。本当にありがとうございました。他の人と比べて短くはありますが、幸せなバレー人生でした。これからも細々とバレーを続けていこうと思います。

来年は、リーグ戦や定期戦が無事開催できることを祈っています。
ずっと応援しています。