こんにちは、4年生のしょうです。
大学生活も残り少なくなってきて寂しい今日このごろです。

引退ブログということで、
部活生活での私のやらかしエピソードをここに残しておこうと思います。

・部活遅刻 n回
・他校へのお土産の中に自分の定期を混入させる
・合宿にシューズを忘れ、取りに帰る
・部の荷物を電車に置き忘れる
・東北遠征にて自分のリュックを体育館に置き忘れ、取りに戻る などなど…

・・・本当に酷いですね。。。
先輩にもコーチにも同期にも後輩にも本当にご迷惑をおかけしました。まず最初に情けない姿ばかり見せてしまったことに心から申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私が大学でバレー部に入った理由は正直あまりちゃんと覚えていません。
東京に来て入りたかった団体があったのですが、その選考に落ちたことが1番大きな要因だったと思います。
そもそも私が東京の大学を選んだ理由もその団体に入りたかったというのがあったので、大学には受かったものの、とても大きな失望を感じて大学生活をスタートさせたのを覚えています。
バレー部に入ったことは、その団体の代わりに打ち込めるものが欲しかったということもあったかもしれません。

そんな理由で入った女子バレーボール部でしたが、結果として、こうして引退までこの部活を続けたことには後悔はありません。
その理由は、
先程挙げたような失敗をしてご迷惑をおかけしながら、部活のことで沢山悩み、自分の行いを後悔し、不甲斐なく感じたり、
また自分のプレーや精神面の成長を感じられたり、チームメイトの成長に励まされたり、そういった経験を沢山出来たことが、今の自分を形作る糧になっていると思えること、

そして何より、一人一人が悩みを抱えながらも、プレーを磨こうと努力する姿、チームの中で必死に自分の役割を探し、それを果たそうとする姿、チーム全体が上手く回るためにどうすればいいかを悩みながらリーダーシップをもって引っ張っていこうとする姿が本当に尊敬できる人たちに囲まれて過ごすことができたことです。

私自身は、プレーで活躍する機会も限られていましたが、その中でチームのために自分が何をすべきか、私が部活に存在する意味があるのか、とても悩みました。
でも、私が悩んでいる時、同時に、同じような悩みを抱えながらも、チームの中で役割を果たそうと必死にできることを探して頑張っている人がいて、コートに出ている人もその人なりにチームのためにできることを悩んでいて、自分も辛い中で悩む人の気持ちに寄り添える人がいて、そんな人たちに囲まれていたからこそ、自分に対する焦燥感も感じながらも、無責任に辞めることなどできないなと感じていました。

私が本当に”全力”で部活に向かえていたかというと、頷けない瞬間は多々ありました。
だからこそ、もっとしっかりしていればよかった、もっとチームのために私ができることを探せばよかった、もっと先輩に迷惑をかけず気を使える後輩でありたかった、もっと同期の抱える悩みに寄り添える存在でありたかった、もっと後輩の成長を褒めて伸ばしてあげられる先輩でありたかった、と後悔はつきません。
…心が広くてしっかりしていて本当に尊敬できる先輩方を見ていて、こんな先輩になりたいなと思っていた姿には遠く及びませんでしたが、私が部活に所属していた時間の中でどこかしらで誰かの力になれていた瞬間があったとしたらそれだけでも幸いです。

最後になりましたが、
コーチをして頂いた先輩方、
お忙しい中時間をつくって頂き親身になって指導して下さり、本当にありがとうございました。

私たちが1年生のころから3年生まで一緒に部活で過ごした先輩方、
本当に気のきかない後輩ですみませんでした。先輩方のご指導のお陰で、たくさんの学びを得ながら引退を迎えることができました。ありがとうございました。

後輩たち、
みんなのバレーに向ける情熱は本当に尊敬したし、刺激を受けました。ありがとうございました。
あまり頼りがいのある先輩ではなかったかもしれないけど、これからもお手伝いできることがあれば是非お手伝いさせてください。

同期のみんな、
それぞれが違う悩みを抱えながらも、全員がそれぞれに明るく頑張っていて、だからこそ自分も頑張らないといけないと思えたし、こうして全員がそろって引退することが出来たことは本当に良かったなと思います。
今まで沢山部活に迷惑をかけてきて、自分のやらかし具合にしんどいとき、たくさん慰めてくれたことにもありがとう…汗
友達が少なくて寂しいので、これからも遊んでください!

今まで様々な面で現役生活を支えて下さったOB、OGの皆様、沢山のご指導·ご支援·ご声援、誠にありがとうございました。
今後は自身もいちOGとして東京大学女子バレーボール部の活動を陰ながら応援していきたいと思います。

今後とも東京大学女子バレーボール部にご支援·ご声援の程宜しくお願い致します。