こんにちは、2年のあゆです。

超巨大台風が過ぎ去り、すっかり秋の気候になりました。幸いなことに女バレの部員は台風被害を受けることなく、元気に練習に励むことができております。

台風19号の影響で、先週末に予定されていた秋リーグ最終戦が19日(土)に延期、会場は埼玉大学に変更となりました。
また、順位決定戦もその翌日、20日に玉川大学において開催されます(リーグ5位になった場合獨協大学で27日に行われます)。
秋リーグの締めくくり、そしてこの一年、部を牽引されてきた4年生の引退を飾る今チーム最後の試合でございますので、何卒応援のほどよろしくお願い致します。

これが先輩の引退前最後のブログになりそうで、何だか責任が重く感じられます。
私は某kwdさん(25歳・男性)に前回のブログをコテンパンにいじられていますがそんなことは気にせず、拙文ではありますが、先輩の引退にさし当たり私の思うことを書かせて頂きたく思います。

入部して7ヶ月ほどが経ち、このメンバーで様々な場面を共に過ごしてきました。半年前を振り返ると、私は部のことで知らない事も多く不安もあり、自分のことで精一杯で周りの事を考える余裕が全然無かったことを思い出します。今自分がこんなにもこのチームを大好きになっていて、部活に夢中になっているなんて、想像できませんでした。

「この人たちと部活をして、昼ごはんを一緒に食べて、ふざけ合ったりとりとめもない事を話す日常がずっと続けばいいのに」などという夢見がちな事を考えるようになったのも、4年生はじめ、先輩、同期、後輩、そしてコーチの方々の存在があったからです。
その中でも、後輩にとって良き相談相手であり、頼れる先輩でもあり、憧れの選手でもあり、お泊まり会をしたり一緒に映画を見たりする友達のような存在でもある4年生の引退が近づく今、寂しさがこみ上げてきます。

4年生の代は人数が多く、どうしても試合に出場するメンバーは限られます。多くの時間を費やして日々努力しているのも、試合に出たいと思う気持ちも皆同じくらい持っているはずだから、きっと悔しさや心苦しさを抱いた時もあったんじゃないかと思うし、それぞれが個々に、私には到底計り知れないような悩み、辛さを心の中に抱えながら今までやってこられたと思います。

しかし少なくとも私は、今まで4年生が自身の苦しみを後輩の前に出すような場面は見たことがありません。その姿勢がまさに表れているなあと思ったのが、とある日のミーティングでのなつさんの言葉でした。
『試合に出てる人はプレー・体力面で辛いし、出てない人は出れないことが辛いと思うし、それぞれの辛さがあるから、お互いの気持ちを理解できない時もある。自分自分ってなると、全体が見えづらくなりがちだけど、誰かのせいで負ける事も、誰かのおかげで勝つ事も無いから、自分の調子が悪かったとしても、全体の中で何が一番正しい行動なのかを考えることが必要だと思う。』

どのメンバーも誰一人欠けてはならない存在で、それぞれがそれぞれにしかできない役割を持って、自分にできる最大の貢献をする4年生の背中を、しっかりと後輩は見ていました。

最終戦、勝敗はもちろんですが、今まで4年間本当に様々なことを経てここまでやってこられた4年生の最後の勇姿に、私は注目したいです。勝利のために私にできることは微力ですが、この7ヶ月で学んだこと全てをコートで出し切り、そして全力でチームをサポートしたいと思います。

最後の試合に勝利し、笑顔で先輩方が引退できるよう、女バレ一同頑張ります!

長文かつ拙文にお付き合い頂き、ありがとうございました。