お久しぶりです。長谷川祐也です。
近況報告をさせていただくと、進振りで工学部電気電子工学科に進み、接続する大学院にも無事合格しました。今は卒業論文に向けて研究を続ける毎日を送っています。
この度引退したので報告ブログを書かせていただきます。

まずは監督、コーチ、OBOG、後輩、その他東京大学バレーボール部に関わってきた全ての皆様に感謝しております。そして何より同期の皆さんには多くの負担や迷惑をかけてきました。大変お世話になりました、ありがとうございました。僕という人間はこの同期以外の代では引退まで続けれられなかったと思います。入試で点数調整して一浪してよかった

引退報告のブログで自身が最後に書いたブログを引用する人が多いので僕も
今シーズンにかける思い(長谷川)というブログを探したのですがありませんでした。
この原因はひとえに元ブログ担当の僕の同期にあります。
彼が今シーズンにかける思いという題目のブログを滞納し続けた結果、シーズンの結果報告をしているので僕までブログの番が回ってきていませんでした。

伝えたいことはたくさんあるのですが、僕は文才がなくまとめることができないので状況が落ち着いて直接会うことができるようになったらそこで話そうと思います。

ただ何も書かずにブログを終えるのはわけにはいかないので二点だけ書き残そうと思います。

一つ目は”バレーボールを部活で続ける意味”についてです。
おそらくバレーボールの技術があり、試合に出続ける人は部活で続ける意味など考えることでもないと思います。しかし部活という組織である以上、”バレーボールを部活で続ける意味”とはなんだろうと、これ以上続ける意味はあるのだろうかと考える人もいると思います。特に東大生である我々は、他のことに時間を使った方が良いのではないかと考えるのではないでしょうか。
僕自身、このような考えにいたるのはバレーボールの技術がないからだと思います。事実、春秋のリーグ・七大戦などで苦しい思いや惨めな思いをしてきたのは自分自身の技術が足りないことに原因がありました。将来バレーボールで生きていくわけでもないのになぜこのような思いをしなければならないのか何度も考えてきました。
しかしその一方で、春秋のリーグ・七大戦ような場で報われるような瞬間もありました。数で言えば苦しい思いをする方が圧倒的に多かったですが、そのような報われる瞬間のおかげで頑張ろうと思えました。
僕にとっての”バレーボールを部活で続ける意味”は、将来のための〇〇や、人間として〇〇といったような崇高な理由ではなく春秋のリーグ・七大戦という場で自分が試合に出て楽しみたいということだったのだと思います。

二つ目は行動することの重要性と難しさです。
考えを行動に移すことは思った以上に難しいことです。
最上級生はもちろんですが、学年が上がる毎にチーム全体がよくなるように他人を巻き込むような行動を求められます。時には性に合わないことしたり、自分のことを棚に上げることも必要となるでしょう。口で言うのは簡単です。しかし実際に行動に移すことができる人がどれだけいるでしょうか。
僕はそのような行動ができなかったです。少しずつ行動に移そうと考えているうちに引退してしまいました。結果主将に負担が集中したままで終わってしまった思っています。

以上二点については部活をやる以上は最上級生に限らず考えて欲しいと思います。
この話題を飲み会で話たら泣いてしまいそうです。

最後になりますが、東大バレー部に入部して本当によかったと思ってます。
東大バレー部で本当にたくさん笑わせてもらいましたし、本当にたくさん悩ませてもらいました。改めてありがとうございました。

これからはOBとして応援させていただきます。現役部員の皆さん頑張ってください。

# 24 長谷川