あけましておめでとうございます。昨年度主将の明本雅隆です。

近況報告としては、無事卒論を提出し、卒業がほぼ確定しました。また、引退とコロナの影響で運動機会が減りました。次会うときはかなり丸くなっていると思います。

引退ブログは 12月中に書き終わって欲しいと言われていましたが、バトンがやってきたのは1月8日です。時間をとって書いた守安のブログを読みましたが、かなりふざけていました。期限も守らず、ブログでふざけるなんてもってのほかですよね。守安は1つだけいいことを伝えていました。僕もアルバムと一応メッセージカードが欲しいです。卒業の記念ですからね。

僕はふざけたことを書くのも面倒なので、真面目に短く終わります。ちなみに、OBの方向けの文章も引退後に書きました。

まず、4年間たくさんの方に支えられて、部活を続けてくる事ができました。OBの先輩方、後輩、同期、本当にありがとうございました。

僕は主将として、色々なことを話しました。1年間の中で、自分が言いたいことは全て伝えてきたと思います。そのせいか、言い残したい事がないので、4年間の振り返りと主将を通して学んだことを書かせていただきます。

大学でもバレーボールをしたかったので、サークルと悩むことなく入部しました。1,2年生の時はあまり試合に出ることはできませんでしたが、練習と筋トレを楽しくやっていました。3年生の時は試合に出ることもでき、試合が試合に出て勝つことの楽しさを再認識しました。この時までは部活は基本的にいつも楽しかったです。

代替わりから主将を務めました。4年間の中で一番、苦しい1年間であり、楽しい1年間でした。

組織をまとめることが難しいことを痛感しました。どのようにしたら同期と後輩を巻き込んで、チームをまとめて勝てるチームになるのか、同期やコーチである福島さんと話しました。自分なりには努力をしたつもりですが、チームがまとまっていたのかどうかはわかりません。また、試合に出る最上級生は1人で、自分の調子が悪い中でもチームの問題点を指摘する必要があり、自分がもっと上手かったら楽にまとめられるのかなと考えることもありました。

一方で、秋リーグの代替戦では3勝する事ができて、すごく嬉しかったことを記憶しています。本当のことを言うと、最後の試合に勝った時、嬉しいというよりもチームが勝てて、ほっとしました。自分が主将として練習メニューを決め、運営する中で勝つ事ができた時は、後輩の時とは違った喜びがありました。

全体を通して、この4年間で多くのことを学ぶ事ができたと思います。組織をまとめることの難しさ、苦しい時に人に頼ることの大切さ、何より対人関係において自分の思っていることを伝えなければ、相手には伝わらないということ。これからの人生の中で、大きな経験をする事ができました。

このブログを書き終えたので、東大バレー部主将としての役割は全て終わりました。なんだか寂しさもあります。

最後になりますが、引退後も、現役の皆さんを応援しています。

もちろんOB会費は払いますし、コロナが収束したらご飯にでも食べにいきましょう。

元主将 明本雅隆