こんにちは。初めての投稿になります、男子部一年の佐藤陽です。今回は自己紹介ということで、ブログを書かせていただきます。

改めまして、名前は佐藤陽(さとうひなた)です。奇しくも「ハイキュー!!」の主人公の日向翔陽くんと名前が一致しているので、自分がバレーボールを続けていることには、ある種の因縁のようなものを感じます。身長は170cmで、ポジションはライトをやっています。この身長でスパイカーを続けるからには、日向くんみたいに高く跳べる選手になりたいですね。出身は埼玉県の春日部高校で、現在は文科三類に所属しています。

僕がバレーボールを始めたのは中学生の時です。当時はなんとなくでバレー部に入りましたが、そこからバレーボールが大好きになり、高校でもバレーを続けました。高校時代は部長を務めたこともあり、チームのことでよく悩んでいたので、大学ではバレー以外で興味のあることに時間を注ごうと思っていました。しかし、受験を終えて、いよいよ大学生活と思うと、やっぱりバレーを続けたいという気持ちが湧き、今に至るというわけです。「部活」という形でバレーと真剣に向き合うことができるのは大学生までだと思うので、限りある今の時間を大切に精進していきたいと思っています。

東大のバレー部の一員として活動をしていく上で、僕は二つのテーマを持っています。一つは「楽しむこと」です。前述したように、高校時代は悩むことが多かったため、純粋に楽しいと思ってプレーできない時期も少なからずありました。そんな時間を通して僕が感じたのは、楽しむって意外と難しいということです。「ハイキュー!!」の中でも「勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る」という言葉が出てきますが、この「強さ」というのは単にバレーボールの力量・技量だけではなくて、気持ちの持ち方・精神力という要素もあると僕は思っています。バレーボールを真剣に楽しむために、広い意味での「強さ」を身につける、そんな四年間にしていきたいです。もう一つは、人間として自分を成長させるということです。僕は高校二年の冬頃に、レフトからポジションを変えてセッターになりました。きっかけは先生に勧められたという簡単なことでしたが、セッターになったことでチーム全体や個々のチームメイトに対する見方は大きく変わり、何より今までで一番バレーボールを楽しいと感じるようになりました。そして、この経験を通して、たいした理由はなくても新しいことにトライすることで変化が生れるということと、立ち位置を変えるだけでものの見方は大きく変わるということを学びました。このように、スポーツを通して、また自分自身の経験を通じて、自分なりの考え方を構築していくことは部活に真剣に取り組む大きな意義だと思います。今後も、バレーと真摯に向き合うことで様々な経験を重ね、自分の考え方を豊かにしていきたいです。

さて、前段では自分の部活に対する意気込みをつらつらと綴ってきましたが、じゃあ具体的にどんな選手になりたいか?と問われると、あまりはっきりした答えを出せないのが僕の現状です。しかし、幸いなことに、僕は良い手本となる素晴らしい先輩方に恵まれています。この環境を活かし、チームメイトの良い部分をたくさん吸収して、自分のプレーの幅と質を向上させていきたいです。まだまだ未熟な僕ですが、応援よろしくお願いします。

以上、長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
#10 佐藤