こんにちは、男子部3年の木村賢太です。

昨年4月ぶりの投稿なので、簡単な近況報告を。今年度理学部生物化学科に進学し、本郷でも駒場でも弥生でも柏でもない、浅野キャンパスというところで大学生活を主に過ごしています(学内生でさえ多くが名前も場所も知らないというところです)。平日の午前は授業、午後は実験という毎日で、レポート等の課題も多く忙しい毎日を送っています。練習のある火曜日と木曜日は浅野で実験後、駒場に移動して練習をするという生活にも、漸く慣れてきました。

 

閑話休題、先日、2017年度秋季関東大学男子バレーボールリーグ戦3部A第5戦が行われました。

まずは今大会の概要から。

この大会は、毎年春と秋の2回関東大学バレーボール連盟に所属する男子100ほどのチームが、試合の成績を元に1部から9部に分かれてリーグ戦を行うというものです。東京大学は今回は3部に属しています。3部は12チームあり、6チームずつAB2つのグループに分け、それぞれのグループで6チームの総当たり戦を行います。最後に順位決定戦として、各グループの同一順位のチームが戦い、12チームの最終順位を決めます。3部では1位2位が入替戦に進むことができ、それぞれ2部の12位11位と戦います。入替戦に勝ったチームが、次回のリーグ戦で2部で戦うことができます。今回東京大学はこの入替戦に出場することを目標に活動してきました。一方3部の11位12位は入替戦を行うことなく、次回のリーグ戦では4部に降格することになります。

試合前の時点では、東京大学は目標からは程遠く、4戦全敗でAグループ6位。この試合に勝たないと降格が決まってしまいます。今回の対戦相手は千葉大学。今年度の春季リーグでは4部だったのですが、秋季リーグで3部に昇格してきたチームです。しかし、千葉大学は初戦で前回2部の平成国際大学を破る番狂わせを起こすと、そのまま勢いにのり、これまで4戦全勝で1位に位置しています。

試合前の順位表
1位 千葉大学   4勝0敗
2位 平成国際大学 3勝1敗
3位 東京農業大学 2勝2敗(セット率1.5)
4位 横浜国立大学 2勝2敗(セット率1.0)
5位 玉川大学   1勝3敗
6位 東京大学   0勝4敗

 

今回の試合は10月14日土曜日に千葉大学で行われました。結果は以下の通りです。

東京大学 0(20ー25、8ー25、28ー30)3 千葉大学

終始相手の勢いに押され、ストレートで負けてしまいました。特に2セット目は点数を見てもわかるように、何もさせてもらえませんでした。3セット目こそ最後に最低限の意地を見せることが出来ましたが、最後の勝負所での強さは相手が一枚上手でした。

僕自身は、前回の玉川大学戦では高い決定率を残すことができ、感触としてもいいものを得られたのですが、今回は満足のゆく決定数、決定率を残すことが出来ず、悔しい思いを残すこととなりました。

試合後の順位表
1位 千葉大学   5勝0敗
2位 平成国際大学 4勝1敗
3位 横浜国立大学 3勝2敗
4位 東京農業大学 2勝3敗
5位 玉川大学   1勝4敗
6位 東京大学   0勝5敗

 

この試合をもちまして、東京大学の3部11位以下、次年度春季リーグの4部降格が決まりました。自分たちの練習・試合に対する姿勢がこの結果となって現れたのだと思います。このことは僕のバレーにとっても人生にとっても大きな経験になるだろうと思います。

次は今回の秋季リーグ戦の最終戦で、4年生の引退試合でもある順位決定戦です。3部Bグループ6位の神奈川大学と、3部11位12位を懸けて戦います。

 

御精読ありがとうございました。

 

3年 #2 木村